振り出しに戻る
2024年1月11日、新年が明けた初めての農業。前回はついに種まきができ、さらにトンネルを3列作っての大満足な結果でした。あれから2週間が経ち、なんならもう芽が出てるかもくらいの期待を胸に現地に到着。ん?トンネルが無い。あの太陽に照らされて眩しく輝いていた小さなハウスが無いぞ。いや、ある。あるけど全部外れて横に並んでる。これはどういうことだろう?と思っていると、農業を支援してくれているクールコネクトさんが合流。話を聞くと、全部風で飛ばされてしまったとのことでした。ほう、さすがは農業、自然との戦いとはこういうことかと思いました。我々の農地は河川敷のそばにあり、川に向かって地面が盛り上がっています。その影響なのか、風が舞ってしまうのかもしれないと担当の松永様。
(以下は写真を撮り忘れたのでイメージです)
協議の結果、トンネルをより強固にするため、前回よりも多めにポールを使うこと、合わせてポールにビニールを通す時に上下交互に通すこととしました。さてこの作業、新しく作るのはそれほど嫌じゃ無いのですが、飛ばされた3列の修復が大変で、まずビニールがどろどろに汚れていること、そしてビニールがねじれているのを直さないといけないこと、前回張ったマーカー線を全部外して捻れを直してまた張ること、この作業が思ったよりも大変でした。それでも早く大根が育つのを見てみたいという気持ちから、壊れてしまった箇所の修正、新規の種まきとトンネルの作成を進めていきます。途中近所の方から「また飛ばされるよーー」との激励の言葉をいただきますが、我々は黙々と作業を進めます。作業を進めると面白いもので、だんだん作業効率が上がっていきます。そしてさらなる作業効率をあげるため、種まきチームとトンネル作成チームの2つにわけた結果、最終的にこの日は11列のトンネル(内3つは修復)を完成することができました。
風で飛ばされた残骸を見た時はどうなることかと思いましたが、なんとかリカバリーできたのと、さらなる前進ができて、今回も大きな達成感を感じました。全員が「これでもう飛ばされることは無いだろう」と思い農地を後にしましたが、まあそんなに上手くいかないのが農業で、その話は次回にしようと思います。今日も読んでいただきありがとうございました。